観てきました!
ねずみの三銃士 第二回公演『印獣』@PARCO劇場
宮藤官九郎 作 河原雅彦 演出
三田佳子 生瀬勝久 池田成志 古田新太 岡田義徳、上地春奈
三田佳子様、
何でこの作品に出ようと思ったのですか??
背に腹は変えられ…いやいや。
あなたはもう、そんなに
オモシロくなる必要はないでしょ?!
文字通りの“大女優”ですよね?
それなのにまぁ貪欲に、何なんスか?!
変な歌やらラップやら、セーラー服とかキ○スクの売り子とか、
あまつさえ
毒マグロ貴婦人…。
「わたくしに〜のど飴と〜加湿器を〜♪」しょっぱなから、
面白過ぎて死ぬかと思ったyo!!
あの演技も
「演出上の都合」ですよね?
大女優を生きている女、を、演じているからですよ・ね?!
クドカン&まちゃぴこに加え、出演者も濃ゆ〜いですから。
面白くない訳がないっ。しかもこのキャスティングは、驚異的だわ〜…。
編集者(岡田)の「夢の印税生活☆彡」という口説き文句につらた、
ケイタイ小説家(生瀬)・絵本作家(池田)・風俗専門ルポライター(古田)の3人。
連れてこられたのは、大女優(自称)長津田麗子(三田)の別荘。
3人は屋敷の地下室に監禁され、大女優の自叙伝を書くよう迫られる。
女のことを、知りもしないし知りたくもないのに…。
解放されたい一心で、ありもしないドラマティックな女の半生を書き始める3人。
女は果たして、本当に“女優”なのか?
追い詰められた3人のでっち上げた物語は、やがて思わぬ方向に…。人間の厭〜な部分を、厭〜な感じで描いています。こういう作品は、
クドカンの得意とするところよね?
マトモな人間が、ひとりもいないという。
いや…。
一見狂っているかの思える大女優・長津田(三田)が、
実はいちばんマトモなのかも知れないな。
もう、
一周しちゃって…。
人間の持つ際限の無い「欲」が、
狂気と悲劇を呼ぶのだというお話。
面白い人と思われたい、金が欲しい、自分だけ助かりたい、
売れたい、自分の代わりに夢を…。
己の欲望の為になら、誰かを犠牲にしても構わない。巡り巡ってそのツケは、きっちり自分に帰ってくる。
それでもなお、懲りないのが人間…。
あぁ、あんなに大笑いしたのにね?
見終わって
ドンヨリする
「結局アレ、どーなったの??」―と、解決していない点も多々ある。
あまりにも唐突に、終わってしまった感もある。
が。
それも含めて、この
モヤモヤした感じは、悪くない。
追記:オープニングの映像が、大層良くできていました。
『グレゴリー・ホラーショー』みたい?!