天使になったネコ社長&黒玉+下界に君臨する女帝・毛玉の日々の暮らしと、ヒト社員の趣味のお話。
『キレイ~神様と待ち合わせした女~』
2014年12月24日 (水) | 編集 |
再再再演だそうですよ!

シアターコクーン・オン・レパートリー2014+大人計画
『キレイ~神様と待ち合わせした女~@シアターコクーン

松尾スズキ 脚本・演出・出演
多部未華子 阿部サダヲ 小池徹平 尾美としのり 田畑智子
皆川猿時 村杉蝉之介 荒川良々 伊勢志摩 猫背椿
宮崎吐夢 顔田顔彦 少路勇介 町田水城 伊藤ヨタロウ
家納ジュンコ オクイシュージ 田辺誠一 松雪泰子・・・ほか出演


雑多でごった煮。
本格的なミュウジカル俳優のひとりもいないミュウジカル。

だけどとてもエネルギッシュで、観ているこちらもワクワクする
安定座組みの正統派ミュウジカルより、よっぽど面白い。

これは歌が「上手い」とか「下手」とか、そーゆー問題じゃないんだな?
どれだけ胸に迫る歌を歌え、バカバカしくも心に残る物語を作れるか。
そこが肝要なんだ。

10年間監禁されていた少女の、心の闇―という物語のキモの部分は、
まぁ概要を知った時点で想像がついてしまったけれど
もっと壮大な話かと…この部分は、ハッキリ云って弱かった;;;

それ以外の物語が、想像を超えたドタバタ悲劇で!
悲劇、なのかな?
民族対立が激化し、戦火の絶えない日常を、
悲劇だと思えないところが悲劇なのでは?

いや、かえって、

「どんな状況でも、しぶとく生き延びる。
人間って逞しい!」


“人間賛歌”ということなのかしらん?

実は、希望の物語なのかも知れない。
この話を“ファンタジィ”のひとことで、片づけてしまってはいけない。
近い将来起こり得る、意外とリアルな話かもよ?

ケガレを演じた多部未華子嬢の、
真っ直ぐこちらに投げつけるような歌声が良かった。
技巧を凝らすこともなく、素朴に真摯に歌うので、
こちらも素直に受け取れるのだ。

キュウトで逞しいキャラクターも良かった。

「わー、アホの子きたー!!」

ヒガシマルうどんスープの歌♪とともに、華麗に登場!
令嬢ダイダイカスミを演じる田畑智子嬢がいー味出していた。

ちょっとびっくり
ワタシ的には、今回いちばん印象深い役です!

いちばんボルテェジが上がったのは、ハリコナこと小池徹平くんですが。

「俺よりバカがいた」(←楽曲名)を歌い始めたひにゃあ、

「ぐはぁぁぁぁぁ

この夏、彼の相方が主演の某ミュウジカルを観に行った際、
劇場の客席で偶然お見かけした時もワーッとなりましたが。

可愛すぎてズルイ
そして思ったより歌も上手い!

ズルイといえば、小ネタもいろいろ。
「民衆の歌」は判り易かったけど、
『毛皮のマリー』は伝わったかなー!?

休憩含んで3時間40分の大作ながら、
体感時間はずっと短かった。
決して愉快な話ではないけれど、観終わって不思議と、

「良いものを観たな。」

そんな気分になった。

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