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2015.02.14 (Sat)

マーキュリー・ファー

当たり続き!

『マーキュリー・ファー』@シアタートラム

フィリップ・リドリー 作  白井晃 演出  小宮山智津子 翻訳

高橋一生 瀬戸康史 中村中 水田航生
小柳 心 小川ゲン 半海一晃 千葉雅子


未来の予言だ。
いや、“現在”の予言か?

エリオット(高橋)ダレン(瀬戸)の先にあるのは、
絶望の生か?希望の死か?

フィクションでも対岸の火事でもなく、
今を生きる私たちの物語だ。


いやもはや、「物語」でもない。

リアル。

これは明日やって来る(かも知れない)現実だ。

厭な話になるのだろうなぁ・・・と思ってはいたが、
想像していたのとは全然違った方向の話だった。

極限状態で正気を保っていることは、耐えられない。
全て忘れて刹那にたゆたっている方が、はるかに幸せだ。

シアワセ?

一条の光もない世界にあっても、ヒトは生きようともがく。
大切な誰かを守ろうと、必死に足掻く。

パーティプレゼント(小川)の異変を受け、暴走を始めるゲスト(半海)
“ファミリィ”を守るために、余所者をスケェプゴォトにする。

混乱する人々を観ながら、

「諸悪の根源はゲストじゃないか!
さっさとそいつを始末しろよ!」


そう思って、思った自分自身に慄然とした。

同じじゃないか、「やつら」と。

空爆が始まる。

向かい合った兄弟が進む先は、
希望の、生、か?

高橋一生くんは抜群に上手かったし、とってもステキでした。

中村中嬢との共演に、

「ガス人間!」

と思ったり

顔が小さいでお馴染みの瀬戸康史くんは、
以前観た『八犬伝』よりずーっと芝居が上手くなってた!
ナイーヴな少年の役がお似合いです

「誰トクなの~?
あ、俺トクか!?」


そんな場面も散見されましたが・・・。

それどころではない。

ラストシィンの恐ろしさに打ちのめされて、
ちょっと立ち上がれなかった。

テーマ : 演劇 ジャンル : 学問・文化・芸術

21:51  |  芝居道楽  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

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