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2015.04.29 (Wed)

デスノート The Musical

まさかの!?0427マチネ!

『デスノート The Musical』@日生劇場

ランク・ワイルドホーン 作曲  栗山民也 演出
ジャック・マーフィー 歌詞  アイヴァン・メンチェル 脚本
浦井健治 小池徹平 唯月ふうか 前島亜美
濱田めぐみ 吉田鋼太郎 鹿賀丈史・・・ほか出演


ぷひっと笑おうと思って観に行ったのに、

これがまぁ良い意味で想定外であった!

『デスノート』良くできてた!!
これは拾い物をしたなぁ。

実は諸般の事情で、A席チケットを半値でGetしまして。

ありがとう、心の友よ

雰囲気だけで充分と、たかを括って2階席後方に陣取ったのですが。

侮っておった、デスノート★

先ず魂消たのが、
【満員御礼】札がかかっていたこと。

え?値崩れしてたんじゃなくて、たまたま運が良かっただけなのー!?

それからこれはホントに予想外なんだけど、
年齢層が思いの外高かった!

え?2.5次元観に来たって感じじゃねいのー!?

そしてその完成度の高さ!

いや、原作ファンのみなさんは、どう感じたか判らないですよ?
社員は実写映画版(藤原竜也氏主演のあれ)しか観たことないので、
あくまでもそこと比べて・・・という話になりますが。

いや・・・。
観る前の期待度が、そーとー低かったせいもあるかなー;;;

し・・・しかし漫画原作のミュウジカルとしては、
及第点以上じゃあないでしょうか?

2・5次元ミュウジカル、観たことないけど;;;

もっとこう漫画漫画しい感じになるかと思いきや、
しっかりした筋書きになってる。

ミステリとかファンタジィとかSFとかいうよりも、
どっちかっつーと人間ドラマだったりして?

苦悩しつつも力に溺れ無様な最期を遂げる月(ライト)を演じるのは、
このところ大活躍の浦井健治氏

三十路過ぎて高校生役ってじぶん!?
ツッコんだけど、もちろん
制服を着ておる、み・・・(自粛)

ますますハイトォンに磨きがかかり、
高慢かつ脆弱な月を演じていた。

良かれと思ってしたことが、
ちょっとしたことで反転する。

きっかけは正義―この世を正すために行っていた私刑(だと思うの)。

「怖い・・・これで僕は人殺しだ・・・。
だが、しかし・・・。
精神的にしんどいけど、僕がやらずに誰がやるのだ!」


それが是か非か判らないが、ともかく出発点は“正義”だったはず。
しかし世間からちやほやされ、
「新たな神」だなどと祭り上げられた途端に暴走する。

自分の正義に背くものは、すべて排除する・・・と。
目的変わってんじゃん。

何て幼稚な思い上がり!

「本性を現したな。」

L(小池)の云うとおり、
ただ自己顕示欲の強いクレイジィだってこと。

ただ浦井月は、そんなにクレイジィには見えなかったのよね;;;
線が細いというか繊細すぎるというか、
最後まで「悩める青年」風であった

対する小池Lは、再現率100%!(当社比)

常に、ずーっと、前屈み姿勢のままって
あの姿勢のままで歌うのは、難儀だろうなぁ!?

窮屈な前屈みであれだけの歌声とは、
彼氏大したものだ。
しかも上がりそうで上がらずかといって下がりもしない、
難しい曲を上手に歌いこなしていて見事であった。

浦井月×小池L(←他意はない)の競り合いは、

なかなかの見もの聴きもの!

「ゴングは鳴った、さぁリングに上がれよ!」

そう挑発しあう1曲ね♪

ときに。

途中で俄かに『テニ○の王子様』になって魂消たよ;;;

急だな、おい。

なにゆえ?なにゆえ、それ突っ込んできたの??
原作にもある展開なの~?

この舞台、主役は実は吉田リューク鋼太郎氏であるといって間違いない。

ずるい!

この役に吉田氏をキャスティングした時点で、
もうハズレはないと思われ・・・。

狂言回しとして大活躍どころか、
彼が登場するとすべてそちらに持って行かれる。

ミサミサ(唯月)のライヴシーンなんてもう、

九分九厘“吉田リューク・ショウ”だよ!?

舞台上ところ狭しと駆け回り、
踊る踊る!!

おっさんがアイドルより目立ってどうする

コメディからシリアスまでなんでもござれの、
本当に達者な俳優だなぁ


目立つことをしさえすれば、簡単に「神」になれる。
それが今という時代。
ネットで生中継して、たくさんにのコメントをもらって、
たちどころに拡散される。
例えそれが法に触れることであれ、非道な仕業であれ、
大衆に絶賛されればそれすなわち「神」だ。

この作品で語られていたことは、
あながち嘘でもない。
反対意見を述べると、
それが正論であっても潰されるところも。

リュークは死神さえ殺した月の思い上がりを、
許すことができなかったのだろう。


人間ごときが神に取って代わることなど、
できようはずがないのだから。

己の分をわきまえろ、と。

実にあっけなく無様な月の最期は、
とても人間らしくて哀れでバカバカしい。

いやホント、まったく期待していなかった(何度も云うなよ;;;)この作品。
パンチの効いた曲も良かったし、
充分楽しめて満足満足♪


2階席後方という、舞台全体を眺められるお席も

テーマ : ミュージカル ジャンル : 学問・文化・芸術

22:48  |  芝居道楽  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

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