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2016.04.27 (Wed)

グランドホテル(Green)其の弐―②

KKTV8でラーメンズ?

KKTV8でラーメンズ!?

正座して観るー!!!!

はい。
落ち着きを取り戻した(私が)ところで続きデス。

『グランドホテル(Green)@赤坂ACTシアター


この作品は様々な人物の人生が交錯して出来上がっているんだけども、
男爵(宮原浩暢)グルシンスカヤ(安寿ミラ)のエピソードが、
ひとつの軸になっていると云って良いでしょう?

グルシンスカヤもまた金で不幸になったひとり。
彼女自身は自分がバレリーナとして、もう限界だと重々承知している。
潔く引退しよう、今度こそ・・・。

だが、周りがそれを許さない。
彼女は金蔓だから、だ。
かつて一世を風靡したその名声で、
もうひと稼ぎできると踏んでいる。

純粋な気持ちで彼女に「踊り続けて欲しい」と願い、
献身的に支えているのはただひとりラファエラ(樹里咲穂)だけだ。

そんな彼女に再び命を吹き込んだのが、
男爵。

「彼女の顔には皴がたくさんある。
おまけに言葉には、おかしな訛りまで!」


でもそれが―それらのすべてまでが愛おしい。

ってなことを云われたら、そりゃ生き返るわなー
↑久しぶりに素直にステキ☆って思った。弱ってるのかなー;;;

この2人の歌がまた良いんだ♪

こうしてふたりで、人生やり直そうとした矢先に・・・。

それだっつったってプライジング(戸井勝海)もさ、
根っからの悪党なわけじゃないところが切ない。

良き家庭人であり、良き経営者であろうとしただけなのに!

やはり金だ。
金がきっかけで捨て鉢になり、最終的には犯罪者にまで堕ちる。

なんなんだ、金って?
そんなに「財布が大事」なのか?


ここではない何処かへ行きたいと願うフレムシェン(昆夏美)も、
実はそれが夢だとか希望だとかではなく、
金がなくてはどうにもならない現実だと判っている。

きっとハリウッド女優になれるなんて、
自分でも信じちゃいないんだろうな・・・。

しかし彼女はついに、本当にまだ見ぬ地へと旅立つことができるのだ!

男爵夫人としてでもなく、ハリウッドスタァとしてでもなく、
人生の最期が迫ったオットー(中川晃教)と一緒にだけれども。

グランドホテルで過ごしたほんの僅かの時間が、
余命いくばくもないオットーに精気を蘇らせた。


たくさんの人々と出会い、親友を得、また別れ・・・。
生きることの本当の意味を知る。

またもうオットーときたら、いいヤツなんだよなー

フレムシェンから「妊娠しているかも知れない」と告げられて、

「ぅわーい(*´▽`*)

生まれたての赤ん坊を見るのは初めてなんだー


素晴らしよ!とか云っちゃって、

どんだけ良い人なんですかと;;;

命が溢れてる―そう喜ぶ彼に・・・彼らに、
幸せな未来が訪れますようにと祈りたくなる。

実際は、苦難に満ちた道なのだけれど。

赤ん坊を連れたエリック(藤岡正明)が暗い道を、どこまでもどこまでも逃げていく。
皆から託された希望を胸に。

どこまでもどこまでもどこまでも逃げたその先に、
微かでも良い。
暖かい明かりが灯っていますように。


いまの時代の空気とリンクする。
同じ轍を踏まないよう、心してかからないと。

テーマ : ミュージカル ジャンル : 学問・文化・芸術

21:26  |  “あ”のつくひと  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

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