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2019.08.26 (Mon)

ブラッケン・ムーア

お騒がせいたしました。

『ブラッケン・ムーア~荒地の亡霊~』@シアタークリエ
20190824ブラッケンムーア観たよ
アレクシ・ケイ・キャンベル 作  広田敦郎 翻訳
上村聡史 演出
岡田将生 木村多江 益岡徹 峯村リエ 相島一之
立川三貴  前田亜季・・・ほか出演


業務連絡⇒シアタークリエスタッフの皆様江。

探し物は無事発見されました、家で;;;
帰宅してからバッグを逆さにしてブンブン振り回したところ、
ころり転げて出て参りました。
お手数をおかけして申し訳ございません(スライディング土下座)

それはさておき。

久しぶりのストレートプレイ、しかも正統派の!

10年前に事故でひとり息子を亡くした、
ハロルド(益岡)エリザベス(木村)の元へ、
友人夫妻・ジェフリー(相島)・ヴァネッサ(峯村)が久しぶりに訪ねてくる。
息子の親友だったテレンス(岡田)を伴って。
息子・エドガーの部屋に滞在することになったテレンスは、
夜な夜な悪夢にうなされ、ついにはエドガーの霊に取り憑かれてしまう!
伝えたいことがあるというエドガーは、
自分が亡くなった場所=ブラッケン・ムーアへ皆を連れて行き・・・。


厳格な―というどころかエゴイスティックな父と、
当時の女性らしく抑圧され従うことを強いられている母。
繊細で心優しい息子はその間に立って、
心を痛めていたのだろう。
強さと“男らしさ”ばかりを求める父には、
自分を認めてももらえないし。

具体的に語られてはいないけど、
エドガーのテレンスへの“親しみ”は、
友情以上のものだったと思う。
彼自身もテレンスも、それを認めていたけれど、
ハロルドにはどうしても我慢ならない、許せない感情だったのだろう。

そんな孤独と失望感を抱えたまま、
孤独のうちに亡くなったエドガー。

子を失ったこととで10年間ずっと、
心のバランスを崩し塞ぎ込んだままのエリザベス。

子を失ってなお、まだ変わらないハロルドを見てエドガー。

そんな両親を見て、
さぞや恨みも募っているであろう。

そりゃあ親友・テレンスの身体を借りてでも、
語りたいことがあろうというものだ。


エドガーの霊が憑依した(!)テレンスが、
事故当時の真実を語り出す。

驚愕するひとびと。

ようやく痛みを乗り越え、解放されるエリザベス。
それでもなお、否を認めないハロルド。

ってか父ちゃんよ、話聞いてた!?

全然じゃん!?全然判っちゃいないじゃん!?
真実に打ちのめされたり、反省したりしねーのな
すげぇ苛々するわ(*` 艸 ´)

何のために息子が化けて出てきた(違)と思ってんだ!

・・・が。

最後の最後に、テレンスの口から語られる驚くべき事実。

・・・なんだけど。

それが本当なのかどうか?

境界が曖昧だ。

果たして、テレンスの告白どおりなのか?
実は彼が気づかなかっただけで、エドガーは“実在”したのでは?

テレンスを演じた岡田将生氏は、

もうとにかく美人であった
すらりと長身で、特に手脚が長くて魂消たよ。

線が細い感じだけど、なかなか安定感のある芝居をする。

エドガーの霊に取り憑かれた様など、
ちょっと恐ろしいくらい迫力があった。

「くらい」どころか、素朴にコワイ((((;゚Д゚)))))))

死に直面した子どもの、迫真の演技スゲェ!

結構、声も張れるし、
またテレヴィドラマとは違った一面が観られて良かったなぁ。

そして返す返すも美しかったデス

相島一之氏演じるジェフリーが、飄々としていて味のあるキャラクタァ
一見のほほんとしているけれど実は、
この事態を俯瞰で見て、いちばん冷静に受け止めていた。
懐の深い役である。

再生しえない家族の物語は切ないけれど、
僅かながら希望が見えないこともない。


あとダブルキャストの彼は、

最後の最後だけ登場なのか!?

これにも魂消たわ;;;

テーマ : 演劇 ジャンル : 学問・文化・芸術

23:13  |  芝居道楽  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

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