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2020.02.03 (Mon)

フランケンシュタイン(あきかず東京楽の3)

この沼が深すぎて、長々感想ばかり書いてますが;;;

『フランケンシュタイン』@日生劇場

中川晃教asビクター/ジャック 加藤和樹asアンリ/怪物
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自分の覚書なのでね、うん。

1月29日ソワレで、気づいたことを箇条書きに。

気持ちが昂り過ぎた中川ビクター
戦場で初めてアンリに出逢って、浮足立ってしまったのか?

「インゴルシュタット大学を首席で卒業~云々」

この台詞がなかなか出てこず―否、たっぷり間を取っておりまして

「お?晃教くん、大丈夫か!?」

ハクハクドキドキしたのは内緒・だ。
あとアンリのこと見過ぎ、穴が開くぞ。
嬉しくなっちゃったのかな、うん。

軍服姿の加藤アンリ、立ち姿が美しい
胸を張って、少し反り気味なのがツボ。

・アンリ「質問ですか?命令ですか?」

相変わらず距離が近め、かーらーの。

ビクター「頼んだぞ、友よ!」

アンリの胸を拳でドンっと叩く。
中川ビクター、叩くときとそうでないときがあるんだけど、
この日は結構な勢いでドンっ!
ちょっと吃驚するアンリ;;;
叩かれた胸に手を当てて、去っていくビクターの背中を見送るアンリ。

この一連の流れよ!
なんだかんだで嬉しそうなんだよなぁ、アンリ。

・ビクターの帰還を祝うパァティ。
ジュリア(音月桂)に笑顔で出迎えられた、ビクターの戸惑った表情。
グイグイ視界に入ろうとする(云い方)ジュリアお嬢さまが、
健気なだけでなく逞しくて良い(´∀`*)


音月ジュリアは可憐で健気でひたむき、ってだけでなく、
しっかり肝が据わっているし芯が強くて自立している。
キュウトな見た目も
歌も伸びやかで声量もたっぷりで、超→上手い!

エレン(露崎春女)の「孤独な少年の物語」
どんどん上手く、情感たっぷりになっていきましたねぇ♪
一気にビクターの少年時代を振り返る、
長くて難しい楽曲ですが、
きちんと自分の解釈で歌いこなしていて素晴らしかったです。
最初の号泣ポイントである。

「神ーよ おまーもりーくだーさーいー!」

ここの歌い方とポォズが大好物

・回想シィンでアンリ、走り去る少年ビクターを追おうとしてた。
いつもだっけ?

・回想シィン明け。
エレンにビクターとの馴れ初め(!)と、彼への思いを語るアンリ。
とても嬉しそうに、キラッキラの笑顔で話してるの。
思いが溢れちゃってる、ダダ漏れであるよ。
途中で我に返って、自嘲気味に笑ったりして大好きか!?

「正直、この研究が正しいのかどうか、僕には判りません。
それでも彼を信じてみたいんです。」


エレンにというよりも、自分に云い聞かせるよう。

アンリ爽やか好青年っぷりが上がってる
エレンも「このひとだったらビクターを託せる」と、
信頼できると直感したのだろうね。

・実験に付き合わされてるルンゲ(鈴木壮麻)頑張れ!
身体に気をつけて!

・実験に失敗して、表へ出てくるビクター。

アンリにエレンが来ていることを知らされても、
いつもはすっと踵を返して走り去るんだけど。
この日は、エレンに何か云いかける素振りを見せていた。
何か云おうかどうしようか、エレンに近寄ろうとして躊躇って・・・。
そんな自分に苛立って、走り去る。

子どもかっ!?

・居酒屋のシィン。

相変わらず絡み酒のビクター、めんどくせぇ;;;
後ろから羽交い絞めにされて、
足をバタバタするところがツボである。

からっきし腕力がなさそうなところが良いよねぇ

・方や腕っぷしの強いアンリ(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)
一瞬で腕を捻り上げるとか、最前線で戦ってきたなってカンジ。
でも、

「悪かったね。」

ちゃんと謝るどこまでも好青年。

「君がこんなに酔ってるところを、初めて見たよ。」

アンリ嬉しそう。

いつもは ビクターにハンカチを渡す→
余計な事すんな!って感じで受け取る(突っ返すときも有)→
ビクター自分で傷を拭いてアンリに返す
・・・だったのに、

今日は大人しくアンリに拭いてもらってた!
アンリお母さん!!

「人殺しでもするしかないだろ。」

アンリの首を絞めるビクター。
初演もこうだった??
ここから既に“アンリの首”への執着が始まっているようで恐ろしい。

和樹マンのダンスからは、

いつも目が離せません
(いろんな意味で)

そして中川晃教ハイスペックだよなぁと実感する。

アンリが女の子を誘って踊るところ、良いよねぇ。

・ルンゲが材料調達について報告しにくる。
話し始めたルンゲに、

「しっ!」

声を潜めるように指示するビクター。
慌てて声を落として話すルンゲに再び、

「しーっ!!」

聞こえねーよそれじゃ;;;
3人で頭を寄せ合って、ひそひそ声で密談。
カワイイ(-∀-)

「どうして墓ばかり掘っていたんだ・・・!?」

ビクターの言葉に、穴を掘る仕草をするアンリがじわじわ来る件。

「ルンゲ、お前は良いヤツだ!」

坊ちゃんからルンゲへキス。
ちゅ~~~~~~~~~~、って長いわッ

晃教くん、そんなアドリヴ!?

「え?いつまで?ちょっとビクター、長くない?」

慌てるアンリの心の声が聞こえる(幻聴)
僕はしたこともされたこともないのにちょっとどういうこと―と、
顔に書いてあるよアンリ(幻覚)

「えーと・・・お会計ね;;;」
ルンゲに押し付けてダッシュで逃げるのは仕返しです。

・第二幕

3年ぶりにビクターの前に現れた怪物。
いかに過酷な月日を過ごしたかを歌う「逃亡者」

「空っぽの腹抱え・・・」

このフレェズがいつも辛い。
生きることの根本だもの、食べることって。

この日の怪物は、

「腹を満たせなきゃ 死ぬだけだ」

へなへなと崩れ落ちていた。
もうここから悲劇のジェットコォスターが始まるかと思うと、
怪物が哀れでならないです辛ぇ・・・。

加藤怪物ですが、最初より傷が増えたよね?
そして、手が真っ黒になってる。

手が汚れている、って意味深長である。

・「おまえは怪物だ!」

中川ジャックココイチではっちゃけてましたねぇ♪

実はこの曲がいちばん、晃教くんらしいというか、
彼の歌の上手さ、良さが発揮できると思うのです。


前回は手下どもに歌わせようとしてましたが(またしてもムチャ振り;;;)

この日は怪物に鼻フックして、エエェェェェッΣ(´Д`lll)エエ!!ってなる。
突然の鼻フックって・・・ザワつくわ;;;

思いついたことを思いついた瞬間にやる、さすが中川晃教!

「馬車馬よりも尽くせよ ご主人様に♪」
ここの振付が好きで好きで好きです。

カトリーヌ(音月)とのほのぼのシィン。
ふたりでくすぐり合って、声を上げて笑う・・・切ない;;;

・カトリーヌと触れ合うことで、アンリの記憶が蘇る。

繋がったり切断されたり、加藤氏ホントに上手いなぁ!

・カトリーヌの「生きるということは」

音月嬢、本当に素晴らしい歌!
絶望しかない人生だけど、それでも希望の明日があると信じる。
荒々しくも力強い歌声に、毎度泣かされる。
怪物とふたりで生きて行く道もあったんじゃないかなぁと思うと・・・(´;ω;`)

・囁くような声で始まり、絶唱まで高まり、再び切なく終わる「俺は怪物」

「血は誰かの血!肉は誰かの肉!」

怪物の絶望と孤独・・・。

加藤和樹氏、感情を乗せて歌うのが実に上手い。


・「絶望」
研究室を破壊し、復讐はまだ続くとビクターに宣言する怪物。

「ひとおもいに殺してくれ!」

相当ぼっこぼこにされているビクターを、容赦なくナマスにしていく怪物。
ホント、ぼろぼろなんだけどなぁ?
この時点でのビクターは、心身ともに。
それなのに・・・。

「あの満月割れたら 痛みの続きを くれてやる!」

加藤怪物の歌い方が最&高!!
腹の底から響く低音にシビレる

・この研究所のシィンから、屋敷の前へと場面転換。
中川ビクターは舞台奥でグリィンのインバネスを羽織って、
次の場面に登場・・・するのだが。
この日はなかなかコォトの袖が通らず
暗い中での着替えで、そもそも袖口が見つからなかったみたいで

慌てないで晃教くん、間に合う、と思う頑張れ!
ハラハラしながら、全力で応援したのも内緒・だ。

結果、どうにかこうにか間に合った良かった;;;
釦止められなかったけどね。

中川晃教氏の歌う「後悔」は、いつ聴いても素晴らしい!
私はこの曲がいちばん好き。

・迷子の少年と出逢った、迷子の怪物。
「傷」

「俺の友だち・・・の話。」

友だち?

自分で云っておいて、疑問に思ったような気がする。
何で?誰が?友だちだって?

アンリだよね、完全に。

いつもは揺れている感じだったけど、
この日はアンリだった。

「ひとりの怪物がいて 嘘と知ってたけど
幸せがあるという 北の果てへ行った―。」


スッと立った立ち姿がとても儚くて美しい。

和樹マン、怪物が似合うなぁ

「神よ!呪いを掛けろ!
俺は フランケンシュタイン!!」


勝利を確信した中川ビクター

本当に素晴らしかった!!

あの狂気の笑顔は忘れられないよ。
笑ってたよねぇ、違うかなぁ?

どちらにしても正気ではなかった。

絶望の中で、強烈な光を放つ。

壮絶だけど、ふたりにとっては間違いなく幸せなラストシィンだ。
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荒唐無稽でツッコミどころ満載だけど、

こんなに中毒性のあるミュウジカルもなかなかないよ!?

再再演はもうないかも、
あってもキャストは変わってるかも知れないので・・・。

未見の方は地方公演(名古屋・大阪)、ぜひっ!

テーマ : ミュージカル ジャンル : 学問・文化・芸術

22:41  |  “あ”のつくひと  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

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