観てきました!
『恐れを知らぬ川上音二郎一座』@シアタークリエ
三谷幸喜 作・演出
ユースケ・サンタマリア 常盤貴子 戸田恵子 堺雅人 堺正章
浅野和之 今井朋彦 堀内敬子 阿南健治 小林隆
瀬戸カトリーヌ 新納慎也 小原雅人 ベーカー・ウィリアム・ヒュー
有楽町で友人と待ち合わせし、
うっかり帝劇に行かないように気をつけて!?日比谷にできた新劇場の、
杮落とし公演。
三谷幸喜書下ろしの、
海を渡った日本人俳優・川上音二郎とその妻・貞の物語。
杮落としにふさわしく(と、考えたんだろうね?)、劇団のバックステージものだ。
休憩20分を挟んで、約
3時間の長丁場。
でも
あまり時間を感じさせない展開に、
ホッとする。
これだけの
芸達者を揃えてるんですもの、
多少話が
「…。」でも、飽きずに観られるってもんよ!?
そうなのよ、話がな〜…。
「川上音二郎と貞の波乱に富んだ生涯!」―みたいな話を考えていたら、
なーんか
中途半端。
いや、
面白いのだ。
長期公演も終盤で、
皆さん
お疲れ感はあった(声が出てなかったり…。)ケド
役者陣は総じて上手いし、
(前回仰天した“彼女”も、この役に関しては良かったと思う。
こういう元気でチャーミングな女性が合うのかも?)
一つ一つの場面は大笑いできる。
劇中劇『ヴェニスの商人』なんて、
こりゃどーしちゃった?!ってくらい
面白い☆
でも
「面白いシーンを繋ぎ合わせました!」って感じで、
描き方が浅いんだよなー。
「結局、何を云いたかったの?」あっさりしすぎのラストを観て、
そう思ってしまった。
音二郎と貞の関係性も、いまいち薄い。
なんでこんな男に、黙って従ってるんだ?
篤い信頼を寄せる座員の気持ちも、その
根拠が判らない。
冒頭の講談部分をザックリ削って、
このあたりを表現してくれると良かったのに…。んー、確かに笑えて楽しかったけど?
それが狙いなのかな?
「何にも考えないで、大笑いしてください!!」って?!
それにしては、ん〜〜〜…。
瀬戸カトリーヌの
“インチキ外国人”キャラには爆笑!
登場した瞬間にウケちゃったよ〜。
出オチだ、卑怯だ!!もう〜、面白すぎる〜!!
彼女のコメディエンヌっぷりときたら、さすがだよなぁ!?
彼女に全部持っていかれた、もう釘付け☆
黙っていれば、大変な美人なのに。
(褒めてます。)
堺正章は、
昭和の喜劇の匂いがする。
やはり達者だよね?!
ちゃあんとツボを押さえているもの!
口上を聞いたときは
「大丈夫か?!」と思ったけど。
いやいや、さすが大御所ですなぁ!
余談ですが
あまり良い評判を聞かない
シアタークリエ。
確かに地下で閉塞感がある。
劇場出入口とトイレと売店が同じ位置に集中しているという、
致命的な欠陥(導線が絡まって、大混雑!!)もある。
通路も階段も狭い。
が!
劇場そのものは、悪くはないよ。レトロな雰囲気の客席。
舞台と客席の広さもちょうど良く、
どこからも観易い大きさだと思う。
最後列でも良く観えるんじゃないかな?
評判ほど悪くはない。
終演後、外に出るのは骨だけど…。今年の道楽も、残すところあと1本!大竹×白石、さてどうなる!?
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